投稿日時:2018/6/25
大山地区農業集落排水施設維持管理組合通常総会
本日は、大山地区農業集落排水施設維持管理組合の総会にお招きを頂きまして、心から感謝申し上げます。また、先程は全ての議事が円滑のうちに原案どおり承認されましたこと、誠におめでとうございます。皆様方には、日ごろから、市政運営に格別のご理解とご協力を頂戴しておりますことをこの場をお借りしまして心から厚くお礼申し上げます。
さて、大山農業集落排水事業は、地域の生活環境を保全することを目的とし、各家庭から排出されるトイレの汚水や雑排水が農業用水域に流入することを防ぐため、平成13年度から工事に入り約6年の工事期間を経て、平成19年1月に施設の供用を開始致しました。約11年半が経過致しましたが、良好な管理により施設が有効に利用されておりまして、快適な生活環境を確保するとともに優良な農業生産基盤を保全することに大変役立っていることと存じます。しかしながら、接続率は8割程と伸び悩んでいる状況と伺っております。皆様方におかれましては、今後とも組合員相互の連絡を密に情報交換をして頂き、接続率の向上に努めることで生活環境が改善されますようご期待申し上げる次第でございます。
市と致しましても、市民の皆様がより一層利便性と安全性を実感でき、行政サ-ビスが向上したと言って頂けるまちづくりを目指し全力で取り組んでまいります。
さて、東洋経済新報社から発行されている「都市デ-タパック2018年版」住みよさランキングにおいて、白岡市が、埼玉県では戸田市やさいたま市に次いで3位、全国では69位になりました。このランキングは、様々な分野の公的な統計を使って、安心度、利便性、快適度、富裕度、住居水準充実度の5つのカテゴリ-を総合的に評価し、市区が持っている「都市力」を明らかにしたものです。白岡市のこれまでのまちづくりが一定の評価を得たものであると皆様ともにとてもうれしく思います。
特に「安心」の面におきまして、白岡市は、3月12日に交通死亡事故ゼロ継続日数600日を達成し、久喜警察署から感謝状を頂いたところでございます。さらに、本日25日には継続日数705日を達成したところでございまして、引き続き交通事故防止に努めてまいります。なお、先週、大阪北部地帯において大規模な地震が発生致しました。生徒がブロックの下敷きになるという痛ましい事故がありました。その日、白岡市立南中学校3年生は修学旅行で早朝新幹線に乗車中三島地区にて地震に遭い、夕方近くようやく京都のホテルに着き、以降2泊3日の想い出の旅を過ごされました。ほっとしました。この件で、白岡市も学校や公共施設のブロックの点検を只今実施しております。是正が必要な個所は、修復してまいります。
また、白岡市では今年度も「第5次白岡市総合振興計画基本構想」で位置付けた「3つの重点プロジェクト」に最優先で取り組んでまいります。そのほか、白岡宮代線をはじめとした都市計画道路の着実な進捗や小中学校へのエアコンの設置、保育所の新設など、各事業を展開してまいりたいと存じます。さらに、10月に開館する生涯学習センターの整備やシティプロモーションなどにも積極的に取り組んでまいります。本市の魅力や強みを最大限に活用し、全国に誇れるまちづくりを進めてまいりたいと考えておりますので、皆様のお力添えを賜りますよう重ねてお願い申し上げます。大山地区農業集落排水施設維持管理組合の益々のご発展と、ご参会の皆様方のご健勝を心からお祈り申し上げます。