令和2年7月23日(木)
本日は、日勝梨出荷組合出荷協議会に出席致しました。緊急事態宣言解除後では、庁舎内での審議会、協議会、委員会等には出席致しておりますが、外出しての協議会出席は初めてとなりました。
日勝梨出荷組合出荷協議会では、令和2年の梨の初出荷等に関する協議が全て円滑のうちに決議され誠にお喜び申し上げます。日頃、皆様方におかれましては、地域農業の振興を初めとする市政運営に対し、多大なるご理解ご協力を賜り、心から厚くお礼申し上げます。申し上げるまでもなく白岡市の梨は、市の特産品でありその歴史と伝統に裏打ちされた品質は、県内はもとより全国的に高い評価を博しているところでございます。
これひとえに、生産者皆様方の長年にわたる、たゆまぬ栽培技術の研究と並々ならぬご努力の賜物と深く敬意を表する次第でございます。なお、ふるさと納税に対する返礼品として、特産品である梨の提供にご協力を賜り、重ねてお礼申し上げます。市と致しましては、梨の「白岡美人」ブランド化を進めており、今年度3キロ入りの新しい梨箱も製作できました。また、大高馨日勝梨組合長におかれては、春の叙勲におきまして「瑞宝双光章」という栄誉に輝きましたことは、ご本人はもとより地域皆様方の代表的な存在として受賞されたものと心よりお祝申し上げます。
さて、現在、「令和2年7月豪雨」による記録的な大雨に見舞われ、九州と中部地方を中心に土砂崩れや河川の氾濫などの甚大な被害が出ております。災害で被害に遭われた方々に、心よりお見舞い申し上げます。
今年に入ってから、新型コロナウイルス感染症の世界的流行により東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会が延期されるなど大変な状況が続いております。私達は、感染症の終息に向けて感染を予防しながら、同時に社会経済活動を回復させなければならないという難しい局面を迎えております。市と致しましては、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用し、市民皆様の生命と健康を守り、安全に安心して暮らしていけるよう、全力で取組んでまいる所存でございます。
7月29日(水)には、緊急に補正予算を編成する必要が生じ、臨時議会を招集させて頂ました。白岡市一般会計補正予算(第5号)6,640万円の専決処分したものの審議と補正予算(第6号)で4億9,776万8千円を追加したもののご審議をお願いすると致しております。なお、国の第二次の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金は、3億5,812万9千円であります。
補正予算の主なものとしましては、子育てと仕事を一人で担う低所得者のひとり親世帯を支援するための臨時特別給付金給付事業、4月28日から令和3年3月31日までの期間に子どもを出産した世帯を支援する事業(赤ちゃんスマイル子育て応援特別給付金支給事業)、地元応援プレミアム付商品券を発行する事業、給食費を無償化する事業(8月分)、遠隔・オンライン学習の環境整備を支援する事業、交通事業者を支援する事業等であります。ここに、医療従事者の皆様、商工農業・企業の皆様、市民皆様、市議会議員の皆様には日々、感染拡大の防止にご尽力頂いていることに、改めて感謝申し上げます。
さて、公的な統計を使って総合的に「都市力」を評価した、東洋経済新報社の2020年住みよさランキングにおいて、白岡市は、埼玉県で9位になりました。市制施行以来、白岡市は埼玉県内で常に上位に位置付けており、これまで市民の皆様と一体となって進めた白岡市のまちづくりが一定の評価を得たものであると、とてもうれしく思っております、このように市政運営が進捗しておりますのは、市民皆様のご理解、ご協力の賜物であると深く感謝申し上げます。
今後も本市の魅力や強みを最大限に活用し、他に誇れるまちづくりを進めてまいりたいと考えておりますので、皆様のお力添えをたまわりますようお願い申し上げます。日勝梨出荷組合のますますのご発展と、ご参会の皆様方のご繁栄をご祈念申し上げます。